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自然治癒力で本来の状態に戻す
今日はどんな一日でしたか?
"いつもと同じ、代わり映えのしない一日"そう答える方もいらっしゃることでしょう。
毎日朝起きて、昼間は仕事や学校へ行き、あるいは家事をしたり、家族の面倒をみて、夜になったら寝る、毎日の生活とはそんな代わり映えのしないことの繰り返しに思えることもあるかもしれません。しかし、そんな毎日をよくよく見つめてみれば、生活の中に点在する数々の困難や心を悩ますことであふれかえり、さらにそれとは反対に、小さな喜びや時には大きな感動のもとが散りばめられていることにも、ふと思い当たるものなのではないでしょうか。
ヨガはダイエットや、健康管理のためのエクササイズとしてだけでなく、生活そのものの質を変える大きな力を秘めています。
ヨガを続けていくことで、毎日の小さな気づきと、それをポジティブに受け止めて味わっていく力を得られます。そのために必要なしなやかな心を養い、豊かな心のやどる健康な体になるよう、毎日手入れをする、それが私にとってのヨガです。

自然治癒力で本来の状態に戻す
ヨガは心だけ、もしくは体だけを自分自身とは考えません。心と体は密接に繋がっており、切っても切れない関係だと考えます。例えば、心が緊張しているとき、体はどんな状態ですか? 手に汗をかいたり、呼吸が浅くなって胸は苦しく、眉間にはしわがより、筋肉はこわばります。では逆に心がリラックスしているときはどうでしょう? 顔はゆるんで、スマイル♪ 呼吸はゆったりして、深くなり、人の話もよく耳を傾けられる気持ちになります。
心と体、この二つを繋いでいるのが"呼吸"です。だからヨガでは、まず呼吸に意識を向けるのです。
ちょっと考えてみてください。生きていくのに絶対に必要なものといったら、水、食べ物、睡眠、排泄、それから呼吸です。その中で、一番長くなしでいられるものは・・・人によりけりかもしれませんが、食べ物でしょうか。お腹はすきますが一ヶ月食べなくても、普通は死んでしまうことはないでしょう。他の要素と比べてみても、一番止めていられないもの、それが呼吸です。
数分以上呼吸なしでいることは、普通の人間にはできないことです。
それほど呼吸は、生命と直に関わっています。体や心の状態に合わせて、微妙に変化し、常に続けていますが意識されることはほとんどないのものです。
この呼吸への意識の高まりは、そのまま、内面を観察する感性の高まりへと繋がっていきます。 何かが起こっていてもまず気づくことがなければ、対処ができませんからね。

自然治癒力で本来の状態に戻す
ヨガを始めてしばらくたつと、体と、そして心の変化を体験する方が非常に多くいらっしゃいます。皆さんよく、怒ったりイライラしたりすることが減ったとおっしゃいます。自分が今、緊張しているとか、怒っていると言うことに、気づけるようになったとのことです。
気づくことで、その緊張や怒りに真っ只中に知らない間に飲み込まれるのではなく、その感情を客観的にみる余裕ができるのでしょう。 気づきがあれば、対処ができます。 例えば大きくゆったりした呼吸をしてみたり、体をほぐしたり、暖かいお風呂に浸かったり、自分をリラックスさせる方法をいろいろ試しながら、くつろいでいく自分をまた味わいます。緊張や怒りそのものは決して悪いものではなくただの現象です。自分を良く観察して、楽しんで対処していくと、不思議なことにだんだん笑顔が増えてきます。
makiko
約10年前から地元名古屋や東京で仕事の傍らヨガを教え始める。
2004年ベーシックヨガインストラクター認定取得、受講中に現在のmukuを立ち上げ、ヨガ・インストラクターとしての本格的に活動開始。2005年3月仕事を辞め渡印し、インドケララ州Neyyar Damの地で1ヶ月に渡るSivanada yoga Teacher's Traning Course(インド゙政府公認/全米ヨガアラインアンス認定)を修了。2005年4月帰国後mukuの活動と並行し、現在日本ヨーガニケタンにてインド政府公認ヨガセラピスト資格取得中。
muku yoga studio GINZA
住所:中央区銀座四丁目11-3 ウィンド銀座ビル7F
TEL:03-3541-1669
BLOG:
http://mukuyoga.exblog.jp/
毎日平和で、何の問題もなく順調な人など多分一人もいません。
皆、何かしら学ぶために生まれてきたのですから、いろいろな課題を与えられて当然なのです。 嫌々取り組んだり、逃げたりすると、十分に学べないままですので、また同じようなことが起こります。目の前に起こることは、いつかは乗り越えていかなければならず、また乗り越えていけるから起こること。
本当の自分が乗り越えたがっていること、とヨガでは考えます。
問題や困難あったとき、発想を柔軟にすること、楽しむ遊び心を持つこと。これが非常に大切です。

 
ヨガのアーサナ(ポーズ)の練習からも、こうした心のしなやかさを養っていくことができます。
例えば、muku yogaではインド伝統のシバナンダ・ヨガのクラスを毎日行っており、内容は、調気法(プラーナーヤーマ)、太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)、ヨガのポーズ(アーサナ)、リラクゼーション(シャバーサナ)からなりますが、練習するアーサナの内のいくつかは、初めて見た時には"とても無理!"と思えるものが入っています。
しかし、それをまずやってみること、トライすることで、一つ未知のものが減ります。練習を続けるうちに、恐怖心や不安がぐんぐん減っていくことを実際に感じられます。そして必ず、できるようになる日がやってくるのです。
私はその瞬間のことを、"天使がおりてきた瞬間"と呼んでいます。その喜びは、練習を続けた分いっそう大きなものとなります。
実は、思い込みそれ自身が自分を不自由にしているのです。そうした殻を少しづつ剥き、練習そのものを楽しんでいく、しなやかな心を養います。発想豊かで、ポジティブな、生活を笑顔で包む力が生まれてきます。
私にとってのヨガとは、毎日の生活への感性を磨き、楽しむための一つのツールであり、毎日の生活をつなげていった先に、振り返ると形作られている人生そのもの、ライフワークです。
人生は一人一人、それぞれにとって時に困難です。
それでも歩いていかねばならない時のために、心のしなやかさを養いましょう。
Yoga shows the way. ヨガは支えになります。
makiko



加本 祐介
出身地:島根県  星座:魚座  趣味:スポーツ・料理
日々の忙しさの中でも"ちょこっとスローライフ"を実践できるように、いつも心に"ポジティブ思考"と"LOHAS"を持っています。



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